2013/09/08

2013年9月7日 己高山(こたかみやま)でずぶ濡れ体験

8月度の教室の日程は8月24日でしたが、当日の朝に大雨洪水警報が出たので次の週に延期となりました。

ところが、次の8月31日は台風が接近し、やはり延期に。今日は台風は来ていないし、警報も出ていませんが、
やはり雨です。悪天候にもかかわらず集合場所に現れたのは6人でした。






「え~!登るのお?」という声を尻目に、「午後の降水確率は低くなってますから、きっと天気もマシになりますよ」と
登り始めました。





レインウェアを着ると暑くて、雨で濡れるのと同じくらい汗をかいてしまいます。小雨なので、レインウェアの下だけ穿いたり、
薄手の上着を使ってみたりと工夫します。





六地蔵で記念写真。





「馬留め」という地名のあたり。落葉広葉樹が美しい場所です。





コナラの未成熟の実がたくさん落ちていました。中国のジャスミン茶に、こんな形のがありますね。お湯を
注ぐと花が開いたようになる、あれです。





6合目の「うしどめ展望台」で昼食。雨足が強くなってきました。気象庁のウソつき!





雨は強くなる一方なので、残念ながら、ここで引き返すことにしました。





4月に下見したときはイカリソウやコブシ、イワウチワなどたくさんの花が咲いていましたが、今日見られた
主な花はホツツジ(穂躑躅)くらいでした。ぴょこんと飛び出しためしべが可愛い。





花弁の先端がほんのり赤いものもありました。





濡れた登山道は滑りやすく、いつもより用心して歩かなければなりません。特に、木の根に足を乗せると
ほぼ確実に滑るので要注意です。





尻もちをついた人はいたけれど、大きなけがもなく、無事下山できました。乾いた衣服に着替えて解散しました。
たしかに、雨の日に山に登るのは楽しいものではありませんが、北アルプスや南アルプスの縦走をしていると、
そのうち何日かは雨にたたられるときもあります。晴れた時にだけ山に登っていると、そんなときにどうすればいいか
体験しているのとしていないのとでは大きな差が出ます。レインウェアを着るとけっこう汗をかくこと、着替えは絶対に
必要だということ、登山道は濡れるとかなり滑りやすくなること、など、比較的安全な、日帰りの低山で体験しておく
ことも重要です。(経験者の指導のもとに経験されることをおすすめします。登山教室とか。)

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