2011/03/01

2011年2月26日 赤坂山でスノーシュー体験

雲ひとつない快晴に恵まれ、大汗をかきながらの山行となりました。




マキノスキー場に到着。ここはたぶん日本一ゆるーい斜面のファミリー向けスキー場。ゾウさんも出迎えてくれます。




早速スノーシューを履いて上り始めます。慣れないので、自分で自分のスノーシューを踏んでしまったり、クランポン(アイゼン)部分を効かせられずにズルッと滑ったり。悪戦苦闘する面々を尻目に、スキー歴の長いS木Kさんはスイスイと余裕の表情。さすがです。T本さんは、「これ便利やなー」と感心することしきり。




暖かい日が続いたので、斜面の雪が溶けて、地面がむき出しになった個所もありました。なんとかそれを避けて、雪面を探しつつ歩きます。雪はボソッと抜けやすくなっていて、ツボ足で登った人の苦労の跡が見えました。溶けかかっているとは言え、深いところでは40cmくらいもぐってしまう雪でした。




午後1時ごろ、空腹を抱えてあずまやに到着。屋根がこんなに低い!




昼食後の「見世物」。「さて、これは何でしょう?」とMr.Dash。「釣竿?」「雪の深さを測る道具?」「何かを突っつくの?」うーん。なかなか正解が出ません。「これはゾンデ棒、英語ではプローブ。雪崩で誰かが埋まってしまったとき、これを雪に刺して探すんです。そして見つけたらブスッととどめを・・・というのは冗談です(笑)」




あずまやから先の沢伝いの道は、木々や枝がじゃまをして、とても歩きにくい状態。特に、スノーシューを履いていたら、枝一本超えるだけでも大変です。




時間切れとなり、手近なピークに登って記念写真。昨年秋に登った大谷山も見えました。




登ってきたのと反対側の斜面を強引に下りました。午後になってから気温が上がり、雪がズルズルになって滑りやすくなってます。みなさん次々と尻もちをついて、そのまま滑り下りていきます。「キャー!」とも「ギャー!」ともつかない叫び声が山にこだまします。




あずまやで待つうちに回復したM原さんも合流し、さらに下山します。そのうち、お尻で滑ったほうが楽チンで楽しいと学習し、最後の斜面ではほぼ全員が尻セードして終了。身体全体で雪と戯れた一日でした。

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